仕事中に突然悪化した強い腰痛
■ご相談内容
50代女性の方から、仕事中に突然腰の痛みが強くなり、歩くこともつらい状態になったとのことでご相談いただきました。
以前から腰の痛みを感じることはありましたが、動けなくなるほどではなく、強い痛みが続いていたわけでもありませんでした。
ところがこの日は、仕事中に背中の下から腰にかけて急激に痛みが強くなり、歩くこともつらい状態になったそうです。
仕事を続ける必要があったため、そのまま勤務を終え、仕事後に当オフィスへ来られました。
前日には普段より多めに歩いていましたが、その時点では特に痛みの悪化はありませんでした。また、当日の車の運転中にも大きな問題はなかったとのことでした。
症状としては、
・立ち上がるときに腰が痛む
・歩くことがつらい
・背中の下から腰にかけて痛みがある
・足のしびれはない
という状態でした。
■検査で確認できたこと
まず、腰だけに原因を決めつけず、身体の状態を確認していきました。
仰向けの状態で左脚を曲げていくと、腰に痛みが出ました。一方で、下肢へのしびれはなく、腰部に関連する筋力テストでも大きな筋力低下は確認されませんでした。
さらに身体全体を確認するため腹部を触診したところ、みぞおち付近に強い圧痛と緊張が確認できました。
この部分を慎重に確認していくと、刺激に伴って腰の方へ痛みが広がるような感覚が現れました。
その後、腹部の緊張が徐々に和らいだ段階で、もう一度左脚を曲げる検査を行うと、最初に比べて腰の痛みが軽減していました。
この変化から、今回の腰痛には腰だけでなく、腹部を含めた身体の緊張状態も関係している可能性があると考えました。
■施術と身体の変化
腹部の状態を確認しながら施術を進めると、脚を曲げた際の腰痛や、立ち上がる際の痛みが徐々に軽減していきました。
さらに骨盤の状態を確認し、専用のブロックを使用して身体への変化を確認しました。
一時的に腰の痛みの軽減と筋力の変化がみられましたが、再検査ではその状態を十分に維持できませんでした。
そこで、検査結果をもとに必要と判断した関節への施術(アジャストメント)を加え、再度筋力テストを行ったところ、先ほどよりも筋力を維持できるようになりました。
施術を進めるにつれて腹部の緊張も徐々に和らぎ、最終的には立ち上がる際に感じていた強い腰の痛みもほとんど感じない状態まで変化しました。
■今回の施術から考えられること
今回のように「腰が痛い」という症状があっても、必ずしも腰だけに問題があるとは限りません。
実際にこのケースでは、腰だけでなく腹部にも強い緊張があり、その部分へのアプローチによって腰の痛みにも変化がみられました。
そのため、痛みのある腰だけを施術するのではなく、
「なぜ腰に負担がかかっているのか」
という視点から身体全体を確認することが重要だと考えています。
特に今回のような急な腰痛では、症状の経過や神経症状の有無なども確認しながら、施術の適応を慎重に判断する必要があります。
Green Space カイロプラクティックでは、痛みのある場所だけを見るのではなく、問診や検査を通して身体全体の状態を確認したうえで、その方に必要な施術をご提案しています。
「腰を施術しても繰り返す」
「腰以外にも原因があるのではないか」
「自分の身体がどうなっているのか一度確認したい」
という方は、一度ご相談ください。
※施術による変化には個人差があります。本事例は一例であり、すべての腰痛に同様の結果を保証するものではありません。

