繰り返す首と肩の痛み(再発ケース)

■ご相談内容

約半年前に首の痛みで来院された30代女性の方から、再び同じような症状が出ているとのことでご相談いただきました。

以前は動作時の痛みが中心でしたが、今回は座っている状態でも右側の首から肩にかけて痛みが出ている状態でした。

市販の湿布を使用しても大きな変化は見られず、改善しない状態が続いていたため、当オフィスへご相談いただきました。

しびれなどの神経症状は特に認められませんでした。


■検査で確認できたこと

検査を行ったところ、以下の状態が確認できました。

・首を上に向けると軽い痛みが出る
・身体を反らす動作で、痛みはないものの動きに制限がある
・胸椎(背中の中央部分)を叩くと響くような痛みがある
・頚椎および胸椎に圧痛(押したときの痛み)がある
・胸部の筋肉に筋力の低下が見られる


■施術内容

まず、頚椎と胸椎の圧痛があるポイントを中心に、周囲の筋肉の緊張を丁寧に緩めながら関節の調整を行いました。

特に動きの低下がみられた胸椎に対しては、関節の矯正に加えて運動療法を併用し、本来の可動性を取り戻すようアプローチしています。

施術後には、低下していた胸部筋肉の左右差も改善していることを確認しました。


■考えられる原因(カイロプラクティック的視点)

今回のケースでは、胸椎(背中の動き)の可動性低下により、首がその動きを補うような状態になっていたことが考えられます。

本来、背骨は首と背中が連動して動くことで負担を分散していますが、胸椎の動きが低下すると、その分の動きを首が代償するようになります。

その結果、首の関節や筋肉に負担が集中し、痛みとして現れた可能性があります。

また、過去にも同様の症状がみられていることから、一時的な筋肉の問題ではなく、首と背中の動きのバランスが崩れやすい状態が背景にあると考えられます。


■施術後の経過

施術後は首の動きが改善し、日常生活での痛みも軽減しました。

特に首を動かした際の違和感が減少し、首から肩にかけての重さも和らいでいます。

現在は再発予防も含め、定期的なケアを行いながら、痛みの出にくい身体づくりを目指しています。


■カイロプラクターからひと言

一度改善した症状が再発する場合、その背景には日常的な身体の使い方のクセや、特定の部位の機能低下が関係していることが多くあります。

特に首の痛みは、首そのものだけでなく、背中(胸椎)の動きの低下が大きく影響するケースも少なくありません。

「以前と同じ場所が痛む」「最近また首や肩の痛みが戻ってきた」といった方は、痛みのある部分だけでなく、身体全体のバランスを見直すことが再発予防につながります。

・首の痛みを繰り返す
・肩こりが慢性的に続いている
・デスクワークで首や肩がつらい

このような方は一度ご相談ください。

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